直木賞候補作

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【読書感想】爆弾

2023年本屋大賞第4位、また、『このミステリーがすごい! 2023年版』国内篇(宝島社)、『ミステリが読みたい! 2023年版』国内篇ともに第1位、そして第167回(2022年上半期)直木賞候補作に選ばれた、呉勝浩さん著作のミステリー小説です。
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【読書感想】汝、星のごとく

2023年本屋大賞受賞、その他数々の賞に輝いた、凪良ゆうさん著の小説です。著者の凪良ゆうさんは、2020年に『流浪の月』で本屋大賞、2021年にも『滅びの前のシャングリラ』で本屋大賞第7位獲得。今回は満を持しての本屋大賞受賞というところでしょう。
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【読書感想】光のとこにいてね

2023年本屋大賞第3位、第168回直木賞にもノミネートされた一穂ミチさん著の小説です。一穂ミチさんは、『スモールワールズ』で2022年も本屋大賞第3位に選出されていますので、2年連続の本屋大賞第3位&両作とも直木賞ノミネートの快挙です。
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【読書感想】スモールワールズ

2022年本屋大賞第3位、一穂ミチさん著作の短編6編を収めた連作短編集です。著者の一穂ミチさんは、同人誌活動を経て2008年に商業デビュー、BL小説界をメインに活躍し、会社員としても働いている兼業作家さんのようです。本作『スモールワールズ』は第165回直木三十五賞候補、さらに第43回吉川英治文学新人賞を受賞しています。
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【読書感想】八月の銀の雪

伊与原 新さん著作、第164回(2020年下半期)直木三十五賞候補、2021年度本屋大賞第6位の作品です。それぞれ、「八月の銀の雪」、「海へ還る日」、「アルノーと檸檬」、「玻璃を拾う」、「十万年の西風」という短編5篇を集めた短編小説集です。
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【読書感想】オルタネート

加藤シゲアキさん著作で、第164回(令和2年/2020年下半期)直木賞ノミネート、2021年度本屋大賞第8位、第42回吉川英治文学新人賞受賞の青春群像小説です。作者の加藤シゲアキさんは、ジャニーズの人気アイドルグループ「NEWS」のメンバーであることも話題になりました。
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【読書感想】雲を紡ぐ

第163回(2020年上半期)直木賞にノミネートされた、伊吹有喜さん著作の小説です。不登校になった娘とそれを見守る父母・祖父母の家族愛に満ちた作品です。羊毛を手仕事で染め、紡ぎ、織りあげられた「時を越える布・ホームスパン」をめぐる親子三代の「心の糸」の物語です。
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【読書感想】じんかん

物語の主人公は戦国時代三悪人の一人、松永弾正久秀。タイトルの「じんかん」というのは、感じで書くと「人間」です。普通は誰でも「にんげん」と読みますが、その場合は個人の意味を表す人間。これを「じんかん」と読む場合は「人の世、人の住んでいる世界や世間のことを指す言葉になります。
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【読書感想】銀花の蔵

第163回(2020年上半期)直木賞候補作に選ばれた遠田潤子さん著作の小説です。残念ながら直木賞受賞には至りませんでしたが、さすが候補に選ばれただけあって非常に面白く、読後感も良い作品です。老舗の醤油蔵を舞台にした家族の物語です。
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【読書感想】能楽ものがたり 稚児桜(ちござくら)

澤田瞳子さん著、第163回直木三十五賞候補作品です。候補に選ばれるだけあって、なかなか面白い作品でした。ひと言で言えば、能の演目の現代語訳とでも言えばいいのでしょうか。現代人には難解な能の世界をモチーフに、わかりやすくアレンジした短編集と言えるでしょう。
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