読書紹介

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【読書感想】女帝 小池百合子

ノンフィクション作家石井妙子さん著のYahoo!ニュース|本屋大賞 2020年ノンフィクション本大賞ノミネート作品です。言わずとしれた現東京都知事小池百合子氏について書かれたドキュメントです。特に難しい言葉も使っておらず、非常に平易な文章なのでボリュームはたっぷりですが楽に読むことが出来ます。
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【読書感想】ワイルドサイドをほっつき歩け ーハマータウンのおっさんたちー

Yahoo!ニュース|本屋大賞 2020年ノンフィクション本大賞候補だったブレイディみかこさん著作のノンフィクションです。著者のブレイディみかこさんは、「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」で、前年度のノンフィクフォン本大賞を受賞しています。
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【読書感想】そして、バトンは渡された

2019年本屋大賞受賞、瀬尾まいこさん著作の小説です。いわゆるライトノベル的な感じで、文体もストーリーも非常に読みやすい物語です。話の展開が面白いと言うよりは、登場人物のユーモラスな印象が、この作品の特徴でしょう。読了感も爽やかな心温まるお話です。
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【読書感想】聖なるズー

2020年Yahoo!ニュース | 本屋大賞 ノンフィクション本大賞にノミネートされた濱野ちひろさん原作のノンフィクションです。残念ながらノンフィクション本大賞には選ばれませんでしたが、本作は第17回開高健ノンフィクション賞を受賞しています。
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【読書感想】つけびの村

2013年の夏、わずか12人が暮らす山口県の集落で、一夜にして5人の村人が殺害された。犯人の家に貼られた川柳は〈戦慄の犯行予告〉として世間を騒がせたが……それらはすべて〈うわさ話〉に過ぎなかった。本屋大賞 ノンフィクション本大賞にノミネートされた高橋ユキさん著の作品です。
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【読書感想】雲を紡ぐ

第163回(2020年上半期)直木賞にノミネートされた、伊吹有喜さん著作の小説です。不登校になった娘とそれを見守る父母・祖父母の家族愛に満ちた作品です。羊毛を手仕事で染め、紡ぎ、織りあげられた「時を越える布・ホームスパン」をめぐる親子三代の「心の糸」の物語です。
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【読書感想】熱源

第162回(2019年下半期)直木賞受賞、また、2020年度本屋大賞第5位に選ばれた川越宗一さん著の作品です。樺太を舞台に、当時そこで暮らしたアイヌの人たち、理不尽な理由で流刑にあったポーランド人の学者など、実在した人たちが自らの民族と祖国にかけた熱い思いと愛情、誇りをかけた戦いを描いた物語です。
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【読書感想】じんかん

物語の主人公は戦国時代三悪人の一人、松永弾正久秀。タイトルの「じんかん」というのは、感じで書くと「人間」です。普通は誰でも「にんげん」と読みますが、その場合は個人の意味を表す人間。これを「じんかん」と読む場合は「人の世、人の住んでいる世界や世間のことを指す言葉になります。
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【読書感想】夏物語

芥川賞作家の川上未映子さん著作、2020年本屋大賞第7位の作品です。500ページを超える大長編作になっていますので、読み応えは十分です。内容的にはAIDをきっかけにした家族愛、親子愛、あるいは精神論や倫理観の葛藤について書かれているようにも思えますが、おそらくはそうした選択をする女性の生き様を描いて、それを読者に問うているのではないかと思います。
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【読書感想】サガレン 樺太/サハリン 境界を旅する

2020年(第3回)Yahoo!ニュース 本屋大賞 ノンフィクション本大賞ノミネート、梯久美子さんの著作です。サガレンとは今で言うサハリンのこと。日本名は樺太です。北海道のすぐ北にありますが、北方領土と違って、あまりニュースなどでも取り上げられることがないため、今の日本人にはあまり馴染みのない島になっていますが、かつては島の南半分が日本領だったこともあり、その当時敷設された鉄道が今も利用されているなど、日本との関わりも多い島です。タイトルの「サガレン」は、本書の第二部で多く語られている宮沢賢治時代に呼ばれていたサハリンの呼称です。
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