Yahoo!ボックスが利用ガイドラインの変更に伴い、これまで３年間アクセスがなかった場合にYahoo!ボックス内の全データを削除するとしていたところを、365日経過した場合に全データを削除すると変更するそうです。
クラウドストレージはデータのバックアップなどに非常に便利ですが、倉庫代わりに使われてあまり稼働していない場合も多いですから、サーバーを管理する企業はその分だけ負担が強いられます。
１年という期間が短いか長いかは、その人の使用頻度にもよるでしょう。Yahoo!の場合はアカウントが比較的取得しやすいため、ひとりでいくつものアカウントを所持している人も多いだろうと思います。それをうまく利用して、データファイルを分散して保存している人も多いでしょう。
それでも１年以上アクセスがないということは、殆ど利用していないとも言えるので、削除されても致し方無いかもしれません。ただ、ユーザーの立場からすると１年は意外と短いですから、大事なファイルのバックアップとして利用しているのであれば、適宜アクセスしてデータを消されないように注意する必要があります。特に他にデータをバックアップしておらず、ここだけで保存というのは非常に危険です。ローカルに保存しておくのはもちろんのこと、大事なファイルは二重三重のバックアップを取っておいたほうが良いでしょう。
変更の概要
◇ 現行
5GB（無料）をご利用中で、3年間Yahoo!ボックスへのアクセスがない場合は、Yahoo!ボックス内のデータをすべて削除
◇ 変更後
5GB（無料）をご利用中で、最後にYahoo!ボックスのマイボックスにアクセスした日、もしくはファイルのアップロードした日から365日経過した場合Yahoo!ボックス内のデータをすべて削除
◇変更予定日
2016年5月28日
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