この発想は無かった。さすがGoogle。
言われてみれば、たしかに感覚だけで操作していました。
私達が望んでいたのは、このアナログ感と実際に肌で触れた感触。
そして視覚や聴覚、触覚からも確実に操作しているという安心感です。
これは歳を重ねるほどに感じてきたものです。
今の時代は感動が少ない。それは頭で考えることが多くなって、
実際に体感することが少なくなったからに他なりません。
冒頭に出てくるパタパタバージョン、そしてピロピロバージョンも
もし試作品であったとしても試してみたい。
これによって五感がくすぐられ、あらたなイマジネーションを
呼び覚ますことは間違いないと思います。
そうした多くの失敗によって積み上げられ、研ぎ澄まされた感性が
物理フリックキーとして結実したんですね。
ただ、このプロトタイプはまだまだ改善の余地があることでしょう。
デモのフリックキーが微妙に、というより非常に扱いづらそうです。
さらにフリックセンサーのやっつけ仕事感がたまりません。
しかし、そのチープ感が私庶民の心をくすぐるのもまた事実。
これからもGoogleは世界に飛躍し続けるのでしょうね。
私も離れたところから冷めた目で見守りたいと思います。
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