今までは接遇に支障のない時期(通常は8月)に、事前の申し込みでしか出来なかった迎賓館赤坂離宮の一般参観が可能なかぎり通年公開することとなりました。
今までは敷地の外から柵越しに見ることしか出来なかったあの歴史的建造物が、これからは比較的容易に見られるようになります。
なんでも建物としては一番新しい国宝なんだとか。敷地の外から眺めても、フランスのヴェルサイユ宮殿を思わせるような豪奢な様式美。今までは特定の時期を除いて世界の要人・賓客しか脚を踏み入れることが出来なかった施設に、我々庶民が大手を振って入ることが出来るようになるのですね。とても感慨深いことです。しかも前庭に入るだけなら無料ということですから、今までVIPしか寄せ付けなかった尊大な建物から、かなり開かれた施設になるのですね。
今までの一般公開は主に8月の短い期間に限って行われていたとのことですから、見学するのもかなり暑かったことでしょう。それが賓客の接遇に支障の無い範囲で通年公開となるわけですから、これからは春は桜、秋は紅葉、冬は雪景色と季節ごとにそれぞれ違った顔を見ることも出来るわけです。
先ほど前庭だけなら無料と書きましたが、本館に入るには大人 1,000円、中高生500円(予定)、団体の場合には大人800円、中高生400円(予定)となっています。こちらは当日券も配布されるようですが、人数制限があるので事前申し込みをした方が良いかもしれません。
出来れば和風別館(游心亭)まで一気に見たいところですが、こちらは予約申し込みのみ受付になる上、定員がかなり少ないので運が良かったらということになるのかも知れません。仮にそちらが見られなくても、本館と表からは見ることが出来ない主庭を参観出来るだけでも贅沢なことのように思います。
外観は写真が撮れるようですが、本館内は撮影禁止となっているようですので、訪れた際にはしっかりと目に焼き付ける必要がありそうです。
現在参観可能な日は、4月27日(水)及び5月9日(月)~11日(水)を除いた、平成28年4月19日(火)から5月13日(金)まで。それ以後の予定は原則1ヶ月を目途に告知されるようです。公開予定は、迎賓館赤坂離宮 公開スケジュールで確認出来ます。
駐車場や駐輪場がありませんので公共交通機関を利用する必要があります。JRや東京メトロの四ツ谷駅から歩いてすぐです。また、迎賓館赤坂離宮 和風別館に関しては、施設の構造上、車椅子・歩行器(シルバーカー)での入館はできないことになっていますので、該当される方は注意が必要です。
その他の詳細は先程も紹介したこちらのページにあります。
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