ラジオやテレビで活躍のタレント、ショーンKことショーン・マクアードル川上さんが、週刊文春による学歴詐称疑惑のスクープで、多くの出演番組を辞退することになりました。これを受けてネット上ではお祭り騒ぎ。色んな憶測が飛び交って、面白半分のネタにされているようです。
私はこの方「報道ステーション」のコメンテーターとして知っていたくらいなんですが、ラジオのパーソナリティや声優としても活躍していたようですね。甘いマスクと魅力的な低音ボイスの持ち主で、女性ファンも多かったのではないかと思います。
コメントについては当たり前のことしか言わないという酷評もあるようですが、私は逆に的確なコメントが多かったのではないかと思っています。たぶんあまり毒を吐くようなことも無かったので悪い印象もないのでしょう。
個人的には肩書や学歴よりも、自分が勉強になる意見や知識を教えてくれた方がいいように思います。しかし、多くの人の耳目を集めるマスメディアに露出する以上は、表向きの名刺も大事なのでしょう。自分のことを詐称している時点で、発言そのものの信ぴょう性や信頼性も損なわれてしまいます。
難しいのはベッキーの時もそうだったように、そのことに対するバッシングがやまないとスポンサーがつかなくなってしまうことです。人気を気にするあまり当たり障りの無いことしか言わなければつまらないと思われるし、かと言って斬新な意見ばかり追い求めると時に非常識と思われてしまう。特に最近は場の空気を読めることが求められる最低限のレベルみたいなところもありますから、現場で一発勝負の仕事をしている人たちは大変だろうと思います。
そんな中でテレビ番組のコメンテーターを務めるほどになったのですから、たんに口先の上手さだけでなく、当然それなりの才覚もあったのでしょう。それはこれまでの仕事の経験によって培われたものだと思います。今まで出演してきたテレビやラジオ番組で特に問題なく、卒なくこなしてきたのであれば、一定の評価をしてもいいようには思います。二枚目なのでテレビ映えもしますしね。それでも騙されていたと思う人から見れば、顔も見たくない存在になってしまうのでしょうか。
それにしてもここのところの文春は飛ばしてますね。これほどまでスクープを連発出来るのは何か秘密があるのでしょうか。人の秘密を暴くのはそれなりのリスクも伴うと思いますが、追っている内容が読者と言うよりも一般の人に受けているのでしょう。
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