2022年本屋大賞ノミネート作品

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【読書感想】黒牢城

第166回直木賞受賞、2022年本屋大賞第9位、その他4大ミステリランキング完全制覇と数々の賞に輝いた、米澤穂信さん著作の歴史小説というよりもミステリー小説です。織田信長に叛旗を翻して有岡城に立て籠った荒木村重は、城内で起きる難事件に翻弄される。
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【読書感想】六人の嘘つきな大学生

2022年本屋大賞第5位、浅倉秋成さん著作の書き下ろし小説です。作者の朝倉秋成さんは1989年生まれ、2012年にデビュー作『ノワール・レヴナント』で第13回講談社BOX新人賞Powersを受賞、本作『六人の嘘つきな大学生』も数多くの賞にノミネートされています。
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【読書感想】同志少女よ、敵を撃て

2022年本屋大賞受賞、逢坂冬馬さん著作の第二次大戦の独ソ戦で暗躍した女性狙撃隊をモチーフにした戦争小説です。同作は第11回アガサ・クリスティー賞の大賞も受賞しています。作者の逢坂冬馬さんにとって本作が処女作と言うことですが、見事本屋大賞も射止めました。
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【読書感想】星を掬う

2022年本屋大賞第10位、町田そのこさん著作の書き下ろし小説です。著者の町田そのこさんは、2021年『52ヘルツのクジラたち』で見事本屋大賞を受賞されています。本作で2年連続本屋大賞にノミネートされました。ネタバレを若干含んだ感想です。
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【読書感想】硝子の塔の殺人

2022年本屋大賞第8位、知念実希人さん著作のミステリー小説です。知念実希人さんの作品は、2018年から『崩れる脳を抱きしめて』、『ひとつむぎの手』、『ムゲンのi』で3年連続本屋大賞にノミネートされています。
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【読書感想】正欲

2022年本屋大賞第4位、第34回柴田錬三郎賞を受賞した朝井リョウさん著作の小説です。2009年に『霧島、部活やめるってよ』で第22回小説すばる新人賞を受賞して作家デビューしたのち、2013年に『何者』で第148回直木賞を受賞されています。
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【読書感想】スモールワールズ

2022年本屋大賞第3位、一穂ミチさん著作の短編6編を収めた連作短編集です。著者の一穂ミチさんは、同人誌活動を経て2008年に商業デビュー、BL小説界をメインに活躍し、会社員としても働いている兼業作家さんのようです。本作『スモールワールズ』は第165回直木三十五賞候補、さらに第43回吉川英治文学新人賞を受賞しています。
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【読書感想】夜が明ける

2022年本屋大賞第6位、西加奈子さん著作の小説です。作者の西加奈子さんは、1977(昭和52)年、イランのテヘラン生れ。イラン革命が起きた2歳のときに一旦帰国後、エジプトのカイロ、大阪で育ちました。2015年、『サラバ!』で第152回直木三十五賞を受賞、同年第12回本屋大賞2位に選出されています。
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【読書感想】残月記

2022年本屋大賞第7位、小田雅久仁さん著作のSF小説です。タイトルの「残月記」の他、「そして月がふりかえる」と「月景石」の短編2作が収録されています。表題作の「残月記」はその他の短編2作のおよそ2倍のボリュームがある中編になっています。それぞれ「月」がテーマで、すべて異次元の話しになっていますが、テイストはそれぞれ違っています。
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【読書感想】赤と青とエスキース

2022年本屋大賞第2位に選出された、青山美智子さんの著作です。著者の青山美智子さんは、昨年度も『お探し物は図書室まで』で、本屋大賞2位に選ばれています。今回雪辱はなりませんでしたが、それでも日本中の作家が対象となり、数多くの名作が鎬を削る本屋大賞において、2年続けて本屋大賞の2位を獲得出来たというのは、凄いことではないでしょうか。
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