直木賞受賞作

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【読書感想】地図と拳

第168回(2022下半期)直木賞、第13回山田風太郎賞を受賞した小川哲さん原作の小説です。著者の小川哲(おがわさとし)さんは、『ユートロニカのこちら側』で第3回ハヤカワSFコンテスト〈大賞〉を受賞し作家デビュー。『ゲームの王国』(2017年)が第38回日本SF大賞、第31回山本周五郎賞を受賞しています。
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【読書感想】しろがねの葉

第168回(2022下半期)直木賞受賞、千早茜さん著作の小説です。戦国末期の石見銀山を舞台に、天才山師に銀山の知識と未知の鉱脈のありかを授けられ、女だてらに坑道で働き出したウメの半生と関わった男たち。生きることの苦悩と官能を描いた感動巨編です。
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【読書感想】夜に星を放つ

第167回直木賞受賞、窪美澄さん著作の小説です。窪美澄さんは2009年「ミクマリ」で、第8回女による女のためのR-18文学賞大賞を受賞。『ふがいない僕は空を見た』で第24回山本周五郎賞を受賞。2011年本屋大賞第2位、本の雑誌が選ぶ2010年度ベスト10第1位。
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【読書感想】黒牢城

第166回直木賞受賞、2022年本屋大賞第9位、その他4大ミステリランキング完全制覇と数々の賞に輝いた、米澤穂信さん著作の歴史小説というよりもミステリー小説です。織田信長に叛旗を翻して有岡城に立て籠った荒木村重は、城内で起きる難事件に翻弄される。
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【読書感想】テスカトリポカ

第165回(2021年上半期)直木賞と第34回 山本周五郎賞をW受賞した、佐藤究さん著作のハードボイルド系、クライムノベルです。一般人には窺い知ることの出来ない裏社会を描いた作品。暴力シーンが満載ですが、直木賞史に残る傑作だろうと思います。
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【読書感想】星落ちて、なお

第165回(2021年度上半期)直木三十五賞受賞、澤田瞳子さん著作の歴史小説です。鬼才・河鍋暁斎を父に持った娘・暁翠の数奇な人生とは――。父の影に翻弄され、激動の時代を生き抜いた女絵師の一代記。河鍋暁斎が亡くなったところから物語が始まります。
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【読書感想】心淋し川

第164回(2020年下半期)直木三十五賞を受賞した、西條奈加さん著の作品です。江戸、千駄木町の一角に流れる「心淋し川(うらさびしがわ)」。その小さく淀んだ川のどん詰まりに建ち並ぶ、古びた長屋に暮らす人々が物語の主人公です。
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【読書感想】熱源

第162回(2019年下半期)直木賞受賞、また、2020年度本屋大賞第5位に選ばれた川越宗一さん著の作品です。樺太を舞台に、当時そこで暮らしたアイヌの人たち、理不尽な理由で流刑にあったポーランド人の学者など、実在した人たちが自らの民族と祖国にかけた熱い思いと愛情、誇りをかけた戦いを描いた物語です。
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【読書感想】少年と犬

馳星周さん著、2020年度上半期直木賞受賞作品です。内容はいくつかの章に分かれていますが、初出は「オール讀物」2017年10月号の「少年と犬」、それから「男と犬」、「泥棒と犬」、「夫婦と犬」、「娼婦と犬」、そして最期に2020年1月号の、[老人と犬」という順番になっています。
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